R.O.Dの数年後…読子は行方不明になり、彼女を慕っていた菫川ねねねは『天才』とよばれてデビューしたのに書くことのできない日々を送っていました。
しかしデビュー作は高い評価を受け、映画化のサイン会のために香港に降り立った彼女はしかし彼女の人気に嫉妬する男に襲われます。護衛として雇われたのは三人の美人(美少女一人含む)姉妹探偵…その名も『三姉妹探偵社』でした。
彼女たちの名はアニタ、マギー、そしてミシェール。
長女のミシェールと次女のマギーは無類の本好き、そして末っ子のアニタは大の本嫌いですが、三人とも強力な『紙使い』だったのです。そう、読子と同じ。
2クールというなかなか本格的な長さの作品になっています。内容もそれをきっちり使ってなかなか面白いものになっています。
前半はねねねと三姉妹とがだんだんと親友…というよりも家族のような存在になっていく過程を丁寧に描いており、その合間に三姉妹が読仙社からの依頼を受けて活躍する話も挿入されます。
R.O.Dではどちらかというと『善』の側であった大英図書館は今回は悪役も悪役となって登場。特に後半は緊迫した展開が続いて飽きさせません。
人の山田様が見てる
凉武装商隊 since 1998/5/19 (counter set:2004/4/18)